「働く」のヒント集
Hint
年代別平均収入月額
学歴別に賃金をみてみると、男女とも大学院が最も高く、高校が最も低くなっています。賃金は年齢に応じて上昇し、男女ともに50代で最も高くなっています。
男性(月額)
女性(月額)
(出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」)
高卒平均初任給
20代の平均月給
(出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査【企業規模10人以上・所定内給与額】」)
給与階級別給与所得者の構成比の推移
給与所得者(1年を通じて勤務した給与所得者)の構成比の推移をみると、300万円超400万円以下の階級が多く、400万円以下の層が5割を占めています。
(出典:国税庁「民間給与実態統計調査」)
正社員と非正規雇用の賃金月額
雇用形態別の賃金でみると、正規雇用に比べると非正規雇用が低く、年齢によって正規雇用は増加しているのに比べて、非正規雇用は、あまり増加していません。
男性
女性
(出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」 )
非正規から正規に転換した年収の変化
非正規雇用から正規雇用になると、年収が2倍近くに増えます。
※「転換労働者」とは非正規雇用から正規雇用に転換した者、「継続労働者」とは非正規雇用を継続した者を指します。
(出典:リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査」)
自営業主・家族従業員者数の推移
自営業主・家族従業者数は減少しつつあります。
(出典:和歌山県「統計ニュースNo.444」)
スタートアップの起業の動機
国内のスタートアップにおいて、起業の動機は「社会的な課題を解決したい、社会の役に立ちたい」が筆頭です。
起業の動機
- 社会的な課題を解決したい、社会の役に立ちたい
- 自分のアイデアや知識・技術を活かしたい
- 同じ思いの仲間がいた、仲間から勧められた
- 経済的な成功を得たい
- 所属していた組織では、自分のアイデアや研究成果が活かせない
(出典:一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター「ベンチャー白書2021」)
開業費用の変化
起業・創業するにあたり、開業費用の小額化が進んでいます。
(出典:日本政策金融公庫総合研究所「2023年度新規開業実態調査」)
29歳以下の起業者の推移
29歳以下の起業者数は増加傾向です。
※ここでの「起業者」とは、「自営業主」及び「会社などの役員」のうち、今の事業を自ら起こした者を指します。
(出典:総務省「就業構造基本調査」)
新規開業における業種
新規開業における2014年から2022年までの上位4業種の業種別構成比は宿泊業、飲食サービス業が2.0%増加しています。
※新規開業は、当該年度に雇用関係が新規に成立した新規適用事業所をいいます。
(出典:厚生労働省「雇用保険事業年報」)
フリーランスの業種
日本では462万人がフリーランスとして働いていると試算されています(2020年、内閣官房)。
営業、講師・インストラクター、建設・現場作業、デザイン・コンテンツ制作、配送・配達など多様な業種でフリーランスとして働いています(2021年)。
フリーランスの業種
- 営業
- 講師、インストラクター
- 建設、現場作業
- デザイン制作、コンテンツ制作
- その他(専門業務関連)
(出典:内閣官房「令和3年フリーランス実態調査結果」)